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月別アーカイブ: 2025年11月

第17回造園雑学講座

みなさんこんにちは!
長池庭園、更新担当の中西です。

 

「庭は住まいの“もうひとつの部屋”」

 

 

■ ◆ 庭づくりは「暮らしづくり」✨

造園の本質は、
ただ木を植えることでも、砂利を敷くだけでもありません。

庭=暮らしの一部

お客様の

  • 家族構成

  • ライフスタイル

  • 家のデザイン

  • 日当たり

  • 風の流れ

  • 土壌状態
    まで読み取り、ベストな庭を設計します。

造園とは、
“自然を住まいに取り入れる技術”なのです。


■ ◆ 庭は人に“良い影響”を与える

科学的にも、緑のある生活は

✔ ストレス軽減
✔ 集中力UP
✔ 心拍の安定
✔ リラックス作用
✔ 子どもの情緒安定
✔ 生活リズムの向上

など、様々な効果が証明されています。

「庭があるだけで生活が豊かになる」
これは多くの方が実感している事実です。


■ ◆ 造園業の仕事はこんなに多い!✨


✔ 植栽(低木・高木の植え込み)

木1本にも
・向き
・根の張り
・植え穴の大きさ
・水脈
など、専門知識が必要。


✔ 外構デザイン

  • 玄関アプローチ

  • ウッドデッキ

  • 砂利敷き

  • 芝生

  • 花壇

  • 石組み

  • 目隠しフェンス

家と庭の調和を設計します。


✔ 剪定・メンテナンス

庭の美しさは「管理」で決まります。


✔ 管理しやすい庭づくり

忙しい方や高齢の方には、
“手間の少ない庭”をご提案。


■ ◆ 植栽は“設計力”と“経験”で決まる

植栽計画で最も重要なのは


● ① 木の性質を知る

  • 落葉樹か常緑樹か

  • 日陰に強いか

  • 成長スピード

  • 根の広がり

  • 病害虫の出やすさ

  • 剪定の必要性

庭の環境と合わない木を植えると、
管理が大変になったり枯れたりします。


● ② 木の“見え方”を計算する

  • 窓からの景色

  • 四季の見え方

  • 影の落ち方

  • 隣家との距離

  • 風と光の取り込み

造園は“自然の演出”。
木1本の位置や角度に意味があります。


● ③ 季節を楽しむ構成

春:新緑
夏:深い緑陰
秋:紅葉
冬:枝のシルエット

四季を感じられる庭は飽きません❄️☀️


■ ◆ 剪定は「木の健康を守る医療行為」✂️✨

剪定は「形を整える」だけではありません。


✔ 光と風が通るようにする

木の内部まで日が届くと病気が減り、
風通しで害虫予防にも。


✔ 木の成長スピードを調整

剪定は“木の未来”を考えて行います。


✔ 見栄えを良くする

プロは枝の流れ・重心・樹形を読み取り、
自然な美しい姿に整えます。


剪定は高度な技術であり、
庭の美しさと健康を左右する重要な作業です。


■ ◆ 石・砂利・苔——素材の組み合わせが庭の個性を決める

造園では植物だけでなく、
石や砂利、苔、土など自然素材を組み合わせます。

  • 石組み

  • 枯山水

  • 景石の配置

  • 砂利の粒・色

  • 苔の使い方

  • 小道のデザイン

素材選びは庭の“表情”を決める大切なプロセス。


■ ◆ 水と光で庭が生きる✨

造園の設計で重要なのは
“自然の力をどう生かすか”。

  • 日当たり

  • 夜のライトアップ

  • 風の通り道

  • 雨水の流れ

特にライトアップは
夜の庭を劇的に美しくします。


■ ◆ 庭は「育てていく楽しさ」がある

庭は完成して終わりではありません。

  • 木が育つ

  • 花が咲く

  • 実がなる

  • 葉が色づく

日々変化し、“育つ庭”を楽しめるのが造園の醍醐味。


■ ◆ まとめ

造園業は、
自然と人をつなぐプロフェッショナル。

  • 設計

  • 植栽

  • 剪定

  • 素材選定

  • 施工

  • メンテナンス
    すべての技術が集結し、
    “心地よい暮らし”をつくる仕事です。

 

詳しくはこちら!